「おい、慎二。人を呼びつけておいて何ぼーっとして…」 「はぁ〜？僕がぼーっとしてるって？どこに目付けてるんだよ。桜じゃあるまいし」 「桜はぼーっとなんかして…る時もあるけど、部長になってからはそんなこと随分減ったぞ」 「ふぅん。そんなことどうだっていいさ。」 「「ところで…」」 「慎二、何か用があるんじゃないのか？」 「ん、あー。何言うか忘れたじゃないか。衛宮が無駄なこと言い出すから」 「？？？」 「今日さ、うち来ないか？久しぶりに。別に衛宮の家でもいいんだけど、あの殺風景な部屋じゃつまんないしさ」 「桜もいるし、にぎやかだけど…まあ、たまにはいいか」 で、その夜。 「なあ、慎二。」 ごそごそ… 「あ？なんだこれ、うっわー」 「もしもし慎二さん？何で俺達こんなのことしてるんでしょうか？」 「やっぱさ、一人でやるよりは二人の方がいいじゃんって、ほら衛宮見ろよ」 「兄としても先輩としてもこんな泥棒じみたことはよろしくないのでは…っていうか…う、さすがにこれはすごすぎ…」 「こんなの誰に見せるつもりなのかねぇ〜？これもほらっ」 「ばっばか言うなよ！桜は、その……妹だからな。興味持つわけ…うわキワド…」 部屋の主の下着の波で泳ぎ始めるバカふたり。 「明日…慎二の分も弁当作ってくるよ〜♪」 「はぁ〜？何かキモイけど、くれるっていうならもらってやる〜♪」 きゃーきゃー…ぎゃーーーーーぁぁぁぁぁぁぁぁ チューリップハットを仲良くかぶることになったふたりでした☆

by 凛桜。

たぶん、慎二と士郎の応援。

ふたりでバカやって欲しいなとか、
熱い戦いをふたりでやってもらいたいなとか、
ふたりにはまだまだ頑張ってもらいたいなとか、
士郎には一成より慎二だなとか。

正直なトコ、士郎はオマケなのですが！

ＧＯ！慎二ＯＨ！！！ですよっ！
あぁ！慎二分が足りない！

<<PREV<< >>NEXT>>

一つ戻る
一覧へ戻る