Last Vote Interlude
━━━━時は決した。 今一度、頂点を決める戦いが。 「どうせ、私が勝つんだから、心配なんていらないわよ」 その声はどこから聞こえたのか。 「しかし、あなたは大事な時ほどミスをしやすい」 「う、うるさいわね!今度は大丈夫なのよ!それより、あなたはどうなのよ?」 「私は元からこのような事に興味はありませんから」 「こういう奴が票をさらっていくのよね・・・」 「今回はあなたには厳しい戦いになりそうですね」 「あら、何でそう思うのよ?」 「・・・・・・」 「ん?何黙っているの?」 「・・・カレイドルビー」 ピキッ 「なっ、何言ってるのよ!あんなの私とは関係ないわよ」 「本当に関係ありませんか?」 「・・・・・・・」 「自身のない嘘は身を滅ぼします」 「大体、なんであなたがそれを知ってるのよ!」 「・・・見てましたから」 「へ?見てた・・・って?」 「箱から飛び出す、正義のまほ・・・」 「あーーー、もう言わなくていいわ!」 「クスッ」 「でも、そうね・・・言われてみれば確かに心配になってきたわ・・・」 「では、この場をお貸しします」 「ん?どうして?」 「精一杯、『媚びてください』」 「言い方が妙に引っかかるわね・・・」 「やりませんか?」 「うーん・・・やるわ、今度こそ勝たないと私の名が泣くわ」 「そうですね、では、どうぞ」 「おほん、この度、立候補することになりました・・・」 「マジカルルビーちゃんでーーーーすっ」 スパァァァン!! 「何でこんなところにアイツが!邪魔しないでよね、もう」 「まだ続けますか?」 「まだって何もしてないじゃないのよ!」 「では、張り切ってどうぞ」 「立候補することになりました、『遠坂 凛』です。 皆様の清き一票を、よろしくお願いします。」 「お疲れ様でした」 「これで今回は大丈夫ね」 「今日が投票の締切日ですけどね」 「え”っ」 「では、皆様、この辺で。 私『カレン・オルテンシア』もどうぞよろしく」 「ちょっと、締切日ってどういうことよ! みんな、もう投票終わってるんじゃないの?! ねぇ、ちょっと・・・。・・・頼んだわよ!!」 こうして幕間は終わる。 此度の行動が何を呼び起こすのか。 それが今回の戦いの終着駅でしょう。
by Kait
反省。 途中からキャラがわからなくなりましたorz 応援になってるといいなぁ・・・。 がんばれ!ツンデレ同盟!!
<<PREV<<
>>NEXT>>
一つ戻る
一覧へ戻る